F組へようこそ‼

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「か、神崎ぃーーーっ‼」その日、学園のとある教室で激しい爆音と怒号が響き渡った。 「おまえという奴はっ!何度言ったらわかるんだ!それでも名門中の名門、神崎家の跡取りなのか?」 ご丁寧にも、“神崎”を強調してくれた担任の柳本先生は、今にもとびかからんばかりに目を血走らせて桜を睨み付けていた。
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