第零章・始まりの話

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少し下ると、横に延びる通路に出て、俺はそこを奥へ進む。 「おぇ、カビ臭……つか何だ、この悪趣味な廊下は?」 通路の壁には何やら文字が書かれていて、内容は当然理解できないが、何かを祀っているというのは、雰囲気で理解出来た。 「こんなん見たら、やっぱ奥のブツが気になるのは仕方ないのは人間の性--許せじっちゃん」 因みに、これを見て俺の好奇心がさらに膨らんだのは言うまでもない。 「お、行き止まりか?」 通路を十メートルくらい進んだろうか?そこで通路は行き止まりになる いや、正確には 「扉?」 そこは、行き止まりになってた訳では無く、扉。 そして、ついに俺は「それ」に出会う事になる。
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