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後、二年ほどたたないと、花嫁となる年頃とは思えないのだ』と断る姿勢を見せますが、親とすれば娘を貴族に嫁がせるのは名誉なことであり、娘の幸せにもなることなので、結局は受け入れます。
そしてその日の夜、キャピレット家では毎年おこなわれる舞踏会があり、ヴェローナ中の美しい女性達が集まるから、その人達と見くらべてなおジュリエットを妻にと望むなら、直接話しをして彼女の心を手に入れるように、と言いました。
『わしの意向は娘の同意のほんのそえもの、娘さえ承知ならいっこうにかまわぬ』と。
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