卯月十九日スープ

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卯月十九日スープ

前作「社長に惚れられました」は完結してません。リニューアルされて次が更新出来ず別アカウントで書いてます。「りぃ大好き」と『桜が丘』は同じです。ではstoryへ案内します。今「シブ5時」でスープ作りの話をしていた。私はテレビをぼぉっと見ている時間が好き。働いてから帰宅すると料理を作る気もしない。(あ、明日には期日前投票に行かなきゃ)(あ、そうだ。せめて味噌汁くらい作ろう。秀人が疲れて戻ったときに何かあると嬉しいだろうから)私は粉だしを使って作り始めた。(母が言っていたな。料理に決まりは無い)私は段々料理が楽しくなってきた。 気づけば夜6時。(まだ出来る)味噌汁が出来てきた。(サラダを作ろう)(きっと「きのう何食べた?」のシロさんがケンジのことを思って作る気持ちと同じかも。今日の深夜ドラマがあるから録画しよう)やがて秀人が帰宅した。「ただいま」『おかえりなさい。お疲れ様です。あと少しで味噌汁が出来ます。ちょっと待ってて』「分かった。着替えてくる」俺は嬉しい。(戻る場所があるのは嬉しい)(真理の手作りは久しぶりだな。なんだろう?) 私はワカメとエノキタケの味噌汁を作った。 (うん、赤味噌がいい味を出してる!) 私は味噌汁を器によそった。サラダも出来た。やがて秀人がリビングに来た。 「空腹だぁ。今日は何だ?」『ワカメとエノキタケの味噌汁。あとシーザーサラダ。肉みたいなメインが無くてごめんなさい。ご飯チンするね。先に食べてて』「チンする間くらい一緒に食べよう」『そうだね。頂きます』「美味しい。赤味噌を使ってるか?」『うん。使ってる。分かってくれて嬉しい』 チンが鳴った。ご飯を出した。サラダと味噌汁とご飯。『なんか色々とアンバランスな夕飯でごめんなさい。こんなので大丈夫?』「大丈夫。美味しい。明日スーパーに行こう」『良かった。ちょうど色々買いたいと思っていたとこだから』「やっぱり笑顔が1番いい。あ、食器洗いはやるから」『いいの?じゃ食器洗いお願いします』
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