エピソード1
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エピソード1

仲間内数人と行きつけの居酒屋に行った時の話。 いつもの6人掛けのテーブルに座り、女性店員が注文を聞きにテーブルへ。 その店員を見て内心・・・・ 「・・・・おっ、おぉぉぉぉ」 まぁ、ぶっちゃけタイプだった訳ですよ。 行きつけの居酒屋だったのに、今まで見なかった訳ですよ。 あとから聞いたら新人さんみたいで。 胸元にネームプレートが。 ふむふむ マユミちゃんね・・・・ まぁ、綺麗な人だったわけですよ。 マユミちゃんがね! 20代後半くらいかな? 行きつけの店だったからその後は定期的に後輩とかと決まった曜日に行ってて、その度にマユミちゃんが対応してくれて、下らない会話をしていた訳です。 そんなある日・・・・ いつもの通り、その店に行ったら彼女がいなかったんですね。 おや? 店長に「マユミちゃん、今日は休み?」って聞いたら 「あぁ、マユミちゃん。今月いっぱいで辞める事になったんですよ」って。 えぇー?? 後輩も驚いて。 それで、「どうして?」って尋ねたら店長が「実家に帰らなくちゃ行けなくなったとか?なんかそんな事言ってたな・・・・」って。 そっかー、なんか複雑な事情でもあるのかなって仲間内と話をして、酒を飲んだ訳でした。 それで、また酒飲むかって翌週くらいですかね。 また仲間内とそんな話をしていたら、その内の1人が俺に「マユミちゃん、今月で辞めちゃうと会えなくなるから、連絡先交換したらどうです?」って聞いてきたんですね。 自分は独身ですし、正直彼女の存在は気になってはいたんです。 頭の隅っこに、そんな考えは言われなくてもあったんですよ。 だから、店に向かう前。 自分の某SNSのIDを書いた紙を彼女に渡そうと財布に忍ばせていたんです。 みんながいる前で交換するのは、気が引けるし、彼女は仕事中だから迷惑かなって。 紙を渡す時に気が向いたら、連絡頂戴くらいがいいかなって。 それで、前回行った時に店長から 「マユミちゃんって、今度いつ出勤?」って前回聞いといたんですね。 その日がたまたまいつも行く曜日だったので、店に向かいました。 案の定、彼女はいました。 いつもの席につき、彼女が注文を聞きに来ます。 「聞いたよ、マユミちゃん。店、辞めるんだって?」 僕は尋ねました。 「・・・・そうなんです」 「・・・・実家に帰らなくちゃ行けなくなったって店長に聞いたけど、大丈夫?」
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