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ひかり
少しつかれていた
小さな星を見た日
流れてゆくその先に
何があるのか
見てみたくて私は
足元も見ないで
夢遊病者のように
行先も知らないまま
ただ彷徨って
たよりない雲の中
雷が鳴って
その光にふれた瞬間
地上に転がり落ちて
私は知った
この足で歩けることを
ジリジリ ジリジリと
いつもの音が響く
慣れた温度のベッドに
やさしい光
そう、今思い出した
雷が鳴って
その光にふれた瞬間
地上に転がり落ちて
私は知った
この足で歩けることを
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