第3章 お色気女子に好かれました??

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※真琴視点に切り替わります。 …誰かの言い争う声に目が覚めた私は目の前の状況についていけない…(泣) 目の前には、私に馬乗りになっている黒髪の見知らぬ女の子がいる。 どっからどう見ても……。 ワタシ…襲われかけている??(泣) 固まる私は状況が把握できずにいると、見知らぬ女の子は夏奈と言い争っているようだった。 ………。 どうしよう、目線がどうしても胸にいってしまう…////// 私、変態みたいだ……(泣) 長い黒髪の女の子の胸元がベッドに寝ている私の目の前にあるため、自然と視界が胸元に集中してしまう。 ヤバイ…。 同じ女なのに、女の子のセクシーな姿に意識してしまう……////// 顔が真っ赤になった私は、生まれて初めてのピンチな状況に動揺してしまい、寝たままの状態から動けない。 誰か、助けて~(泣) 真っ赤になりながら、心の中で叫んでいると、みのり先生の声が聞こえてきた。 「ちょっと二人共。大声でケンカしてい たら…真琴クン、起きちゃうわよ?!」 みのり先生の声に反応した女の子は、ようやく寝ている私に気付くと、顔が赤くなっていく。 「……あの、もう起きてます・・・(汗)」 私の声を聞いた黒髪の女の子が、急にふらついて私に向かって倒れてこんだ。 ええっ? た、倒れてくる!? ……支える暇もなく。 次の瞬間、私の顔に柔らかな衝撃が襲ってきた。
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