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「んんっ………く、苦し…」
柔らかなものに顔を押さえつけられて息ができない私は、柔らかいものを退けようと両手でつかんで押し上げる。
「…ああんっ!!///や…ぁ…ん///」
Σえ、エエーッ!??
艶かしい喘ぎ声が頭上から聞こえて。
びっくりした私は、恐る恐る顔を上げてみた。
「~~~~ッッ//////」
見上げると。
私は黒髪の女の子の胸を鷲掴みにしていた……。
「あ…///…んっ、痛い…」
真っ赤になった女の子は私が両手で強く胸を掴んでしまっていたせいか、痛かったようで涙目になっていた。
「Σ!!うわああぁ!!//////
ご、ゴメンナサイ!!(泣)」
びっくりした私は慌てて身体を起こして両手を上げる。
ヤバイ…すごく心臓がドキドキしている。
顔も赤くて倒れそう……
動揺してしまっている私は両手を上げながら、黒髪の女の子をチラッと見た。
女の子は真っ赤になって、胸元を両手で押さえながら私を見ていた。
む、胸を触ってしまった事を今すぐ謝らなくては…!!
「本当にごめんなさ……いぃ!?」
うしろからまた柔らかい感触を感じて、声が思わず上擦った。
「あら~及川さん。あんまり真琴クンを困らせたらダメじゃない。…ここは先生に任せて?(笑)」
…みのり先生の体が私の背中に密着している。
「せっ、センセ……その…は、離れてくれませんか…?(泣)」
「ん~、どうしよっかな~?(笑)」
クスクス笑うみのり先生に困り果てていると、私達三人を睨む、鬼のような顔をした夏奈の顔が見えた……(怖)
「ア・ン・タら~~!!いい加減に真琴から離れなさいよ!このビッチにエロ教師!!
真琴、アンタもこっちに来なさいよ!!」
キレた夏奈のおかげで、みのり先生は残念そうに私から離れたため、この状況から逃げられる事に私はホッと胸を撫で下ろす。
だけど目の前にいる、黒髪の女の子には謝らないと。
…いくら女同士とはいえ、痴漢みたいな行為してしまって。
さすがに心苦しい…。
「あ、あの。…その…///
いくら女同士とはいえ、胸を触ってしまって………その……ごめんなさい!!」
同じベッドにいる黒髪の女の子に私は全力で頭を下げて謝った。
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