第3章 お色気女子に好かれました??

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「……真琴クン…。 今、話したばかりでしょ? ほら『襲われないように気をつけてね』って。」 そう言うと、みのり先生が妖艶に微笑んだ。 その大人の女性の色香に同性になのに、なぜかドキドキしてしまう…。 オイオイ…(汗) 男の子じゃないのに、なんでこんなにドキドキするんだろう…。 だいぶ疲れているよな、私…(泣) 心の中でハハハ…と苦笑していると、みのり先生の視線と、また目が合った。 みのり先生はベッドに倒れこんだ私を見下ろしてクスッと笑うと、ベッドに左手をついて右手で私の頬を撫でた。 そして頬から唇に近付くと、人差し指で唇をスッとなぞった。 「!!……ッ…///」 みのり先生の人差し指の滑(なめ)らかな感触に思わず、声が漏れてしまった。 うわあぁぁ(汗) な、なんか恥ずかしい~~!!////// 恥ずかしい私は、みのり先生を直視出来ず、意識しないように顔を背けると、今度はみのり先生の指が私の首を伝って、白シャツの開いた第一ボタンの所まで降りてきた。 心臓の鼓動が速くなって、身体がビクッと動く。 そんな時だった。 ガタンと保健室のドアを開ける音がして、私とみのり先生はドアの方へと視線が移る。 そこには顔を真っ赤にした、クラス委員の七瀬さんが立っていた。
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