第4章 優等生女子に好かれました??

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そう、朝、自分に言い聞かせたハズだったのに---。 早くも負けちゃう私って……(泣) 「七瀬さんっ、大丈夫?…貧血?まだ保健室から離れていないから戻ろう!!」 そう言った上原さんは私の腰に手を回してきた。 「ひゃああっん///」 突然、予告なしに横腹に触れられて、自分でも驚くぐらい、恥ずかしい声がもれた。 うわ~恥ずかしい……/// ……今の声、上原さんにき、聞かれたんじゃ…。 身体を密着させたまま、支えてくれている上原さんの顔を恐る恐る見上げてみた。 すると、バチッと真っ赤な顔をした上原さんと目が……合った。 き、気まずい………(泣) 上原さんを見つめたまま、身体中、冷や汗が滝のようにドッと流れて落ちてくる。 上原さん…… きっと私の事『ヘンタイ女』って思ったに違いない……(怖) イヤアァァ~(泣) なんてタイミングが悪いの!! さっきまでの、ほのぼのな雰囲気が一瞬で台無しにッッ!! 私のバカバカ!! なんちゅー声を出しちゃったんだよぉぉ~(泣) 心の中で雄叫びを上げて叫ぶものの、現実は何も変わらず………。 なすすべもない私はビクビクと上原さんを見つめる。 真っ赤な顔をした上原さんと再び目が合うと、ビクッと肩をすくませて私から離れた。 「七瀬さんっ、今のは、わ、悪気があったワケじゃ……!!その……触ってゴメンッ!!///」 両手をバタバタと広げて謝罪する上原さんの反応に驚いて、思わずぽか~んと口が開いた。 う、上原さんって……。 クーデレ属性!!?////// 自己紹介の時の雰囲気と違う、デレた上原さんを前に……。 私の理性が………。 とうとう崩壊…した。 -柚希視点 end-
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