第4章 優等生女子に好かれました??

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※真琴視点に戻ります。 …………どうしよう。 本日3度目…いや、4度目のセクハラの数々に動揺する私がいた。(その中の1つは押し倒されたんだけど……泣) 自分が行った行為とはいえ、さすがに同性でも意識せざる所まできてしまった……。 自分では、よろけた七瀬さんを支えたつもり……だった。 だったんだけど……。 触れた部分が七瀬さんは弱かったらしく……可愛く喘いだ声に思わず、ビクッと体が動いた。 ………私、さっき、みのり先生に押し倒されてる所を見られてるし、今は七瀬さんにセクハラをして…。 絶対に私の事『女好きなセクハラ女』だと思ったに違いない…。 転校初日にして。 これって……かなりのイメージダウンじゃないだろうか……(泣) 友達になるどころか、きっと気味悪がられて避けられてしまう。 頭の中は血の気がサーッと引いていて、弁解する言葉も何も浮かんでこず…。 どうしたらいいのか混乱していると、七瀬さんが俯いたまま震えていた。 え………これって、まさか……。 泣いてる!? どどど、どうしよう!?(汗) 泣くほど恥ずかしかったんだ……。 そりゃあそうだよね…。 そ、そういう声って、その……/// 好きな人にしか聞かれたくないよね…///// それなのに同性とはいえ、聞かれたら泣けるくらい恥ずかしいよね…。 それが私だったら……。 うーん。 自分だと想像したら、なんだか気持ち悪くなってきた…(汗) 色々想像を膨らませながら挙動不審でうろたえていると。 突然、不気味な笑い声が聞こえてくる。 「ウフフフッッww………ヒヒヒ……♪」 !?
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