19人が本棚に入れています
本棚に追加
※真琴視点に戻ります。
…………どうしよう。
本日3度目…いや、4度目のセクハラの数々に動揺する私がいた。(その中の1つは押し倒されたんだけど……泣)
自分が行った行為とはいえ、さすがに同性でも意識せざる所まできてしまった……。
自分では、よろけた七瀬さんを支えたつもり……だった。
だったんだけど……。
触れた部分が七瀬さんは弱かったらしく……可愛く喘いだ声に思わず、ビクッと体が動いた。
………私、さっき、みのり先生に押し倒されてる所を見られてるし、今は七瀬さんにセクハラをして…。
絶対に私の事『女好きなセクハラ女』だと思ったに違いない…。
転校初日にして。
これって……かなりのイメージダウンじゃないだろうか……(泣)
友達になるどころか、きっと気味悪がられて避けられてしまう。
頭の中は血の気がサーッと引いていて、弁解する言葉も何も浮かんでこず…。
どうしたらいいのか混乱していると、七瀬さんが俯いたまま震えていた。
え………これって、まさか……。
泣いてる!?
どどど、どうしよう!?(汗)
泣くほど恥ずかしかったんだ……。
そりゃあそうだよね…。
そ、そういう声って、その……///
好きな人にしか聞かれたくないよね…/////
それなのに同性とはいえ、聞かれたら泣けるくらい恥ずかしいよね…。
それが私だったら……。
うーん。
自分だと想像したら、なんだか気持ち悪くなってきた…(汗)
色々想像を膨らませながら挙動不審でうろたえていると。
突然、不気味な笑い声が聞こえてくる。
「ウフフフッッww………ヒヒヒ……♪」
!?
最初のコメントを投稿しよう!