第4章 優等生女子に好かれました??

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「……プッ…アハハハッwww」 堪え切れず、大きな声で笑ってしまった。 笑ってはいけないのに。 七瀬さんの腹の虫のおかげで、張りつめていた空気が一瞬で柔らかい空気に変わっていった。 当の七瀬さんは口をパクパクさせながら、顔が一気に真っ赤に染まって固まっている。 わ、笑っちゃいけないけど。 けど……こんな時にグウウゥって。 「ご、ゴメ、だ……けど…///……っ~七瀬さん、面白すぎる…www」 堪え切れずに腹を抱えながら笑っていると、笑い過ぎてしまったせいか、真っ赤になった七瀬さんが怒ったのか、急に駆け出した。 のだが………器用に自分の足に右足を引っ掻けて、勢いよく廊下に前のめりにベシャッと勢い良く倒れ込んだ。 「だ、大丈夫!?七瀬さんっ!!」 焦って転んでいる七瀬さんへと慌てて近寄ると、前のめりに倒れた七瀬さんのスカートの裾が……。 スカートに引っ掛かるように重なって。 可愛い黄色のヒヨコ柄のパンツが……。 見えてしまった。 「~~ッッwww」 また笑いが込み上げてきて吹き出しそうになる。 ……七瀬さん、かなりのドジっ子っぽい。 ダメだ、面白い。 この子…っ…面白過ぎる……www 急に不気味に笑い始めたと思ったら、壁ドンしてくるわ、その後に壁に激突するわ、急にお腹も鳴り出して……しまいには恥ずかしくなってこの場を離れようと思ったのか、転けてパンツが丸見えって……www ダメだ。 笑っちゃいけないんだろうけど、、本当に思い出しただけで、わ、笑いが…www 笑わないように、必死に心配するように、七瀬さんに声をかける。 が、当の本人は恥ずかしさの余り、震えながら俯いていた。 ダメだ、これ以上、笑いすぎちゃいけない…(汗) 起き上がろうとしてプルプルと小刻みに振るわせている姿を見て。 七瀬さんの前にしゃがみ込んで、そっと頭を撫でた。
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