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あなたと交わした100の約束、あと何日で叶えられるかな。
約束の始まりは、蕾に色がついて花が咲いてから。指折り数えて楽しむ気持ちと複雑で悲しい気持ちが溢れ出しそうになった日、それが全ての始まりだった。
「今日からスタートだ、まずそれが1つ目」
嬉しそうに話すあなたの手が私と繋がり、特等席とでも言えるような、桜並木のど真ん中にある小さなベンチに腰掛ける私たち。
そこで『愛を語ろう』これが2つ目の約束。
決して愛を誓うのではなく、語り合うのだ。
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