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「凛子ちゃん、遅くなった。ゴメンね」
「ううん。仕事大変なのにありがとう。じゃ、行こっか」
わたしがスタバに着くと、凛子ちゃんは、iPhoneで携帯小説を読んでいた。
長編小説を3作品読んだとかで、3時間以上待たせてしまったけど、時間を持て余さずに済んだみたいで良かった。
コンパの会場の居酒屋まで、タクシーで向かう事にした。
お洒落な隠れ家みたいな居酒屋の中に入る…。
そういえば、隼人と最後に会ったの、いつだったっけ。
1ヶ月以上会ってない気がする。
「凛子ちゃん、コンパだよね?婚活パーティー並に人居ない?」
バイキングの食べ放題形式の居酒屋で、大ホールを貸し切っていた。
30人以上はいそう……。
女性が群がってる箇所が2カ所ある。
どちらかが隼人だなと思い、その群がってる所には近づかないよう、ひとまず、凛子ちゃんと残ってる料理を皿に盛り、頂く事にした。
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