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短い言葉を紡いだ瞬間。 一陣の風が舞い、 秋山が伸ばしていた術式の導線(ライン)が 一度に断ち斬られた。 固有刻印が打ち消された確かな感触があった秋山は 口を半開きにしながら、 ヨロヨロと後ろに引き下がった。
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