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…最近の接客業は、お世辞の教え方もしっかりしているんだな。 妙なことに感心しながら、肉棒を何度か手でこすり、固くする。 すでに先端からは透明な液体が出ているし、これならすんなり入るだろう。 紗雪の両足を抱えなおし、オレは亀頭を紗雪の中に入れた。 そのままズズッ…!と一気に中に入れた。 「あっ…ああっ!」 紗雪の腰が浮かぶのを、両手で押さえた。 予想通り、膣の中には一気に入れられた。 紗雪の膣の中は熱くて、ドロドロだった。 なのにギュウギュウと締め付けてくるものだから、イきそうになるのを堪えた。 …さすがに早漏だとは思われたくない。 ググッと腰を押し進めると、愛液が繋がっている部分から溢れ出してきた。 「ああんっ…。若様とわたし、一つになれたんですね?」 「ああ、紗雪の中、スッゴク気持ち良いよ」 「本当ですか? 嬉しい…」 本当に嬉しそうに微笑む紗雪。 だけど満足はしていないだろう。 オレは軽く腰を前後に動かし出した。 「はぁんっ」 熱い息が紗雪の口から漏れる。 紗雪が処女じゃないことに、今安心した。 少しぐらい、乱暴にしても平気そうだ。 ぐちゅぐちゅと卑猥な音が、繋がっている部分から聞こえる。 うん、これなら大丈夫だ。 オレは紗雪の腰を強く掴み、激しく動き出した。 「あっ、ああんっ! 若様、若様ぁ!」 ギシギシとベッドが激しく揺れる。 息をつかせぬほど激しく挿入されている紗雪の体も、揺れる。 大きな胸が前後に動くので、思わず片手で強く掴んだ。 「はあっん」 「紗雪、気持ちいい?」 腰を何度も動かしながら、尋ねる。 「はい…はいっ! 気持ちいいれす」 舌が回らなくなってきたか。 でもこっちももう理性なんてない。 オレのが紗雪の膣肉を過ぎるたびに、射精したくなるのを堪えているから。 でもそのガマンさえ、気持ち良いと思えてしまう。 紗雪の中は気持ちいい。 ずっとこうやっていたいぐらいに…。 でも腰の辺りから、波が来ていた。 そろそろ出そうだ。 オレは紗雪の上にかぶさり、唇をむさぼった。 「んんっ…!」 何度も膣の中を味わいながらも、口の中も味わう。 紗雪は見た目どおり、甘くて美味しい。 舌を絡ませながらも、胸を揉む。 「はぁっん」 肉棒を深く差し込み、小刻みに動く。 「紗雪…。中に出しても良い?」 「あっあっ。若様、良いですよ。中にっ…わたしの中に出してください!」 ぎゅうっと抱きつかれる。 同じぐらい強い力で抱き締めながら、オレは紗雪の最奥をえぐった。 「うっ…!」 自分でも驚くほど、熱くて長い射精をしてしまった。 どくどくと紗雪の中に、精液が流れ込む。 「ああっ! 熱いっ。若様の、とっても熱いれすぅ!」 紗雪の背が弓なりに伸びると同時に、膣奥が熱い液に満たされた。 どうやら紗雪もイッたらしい。 オレは紗雪の中から出ず、しばらくその気持ち良さに酔っていた。 お互い強く抱き締めあって、絡み合って…。 オレは胸の中が熱くなっているのを感じた。 紗雪が愛おしい…。 可愛くて、たまらなくなってセックスをした。 今までになかった感覚。 オレはたまらなくなって、紗雪の首元に顔を埋めた。 紗雪の黒い髪に白い肌、華奢な体付きからは思いもよらないほどに、熱い中。 そしてあのいやらしい匂いと感触に、たまらなくなって、オレはまた腰を動かし始めた。 「あっ、若様…」 「ゴメン、紗雪。もう一回だけ」 「はい。若様が望むなら、何度だって…」
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