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「水口、一本取られたな。
まあ、頑張って『卍党』と戦ってくれ・・・。」
笑いながら松崎先輩が言った。
あたしは、『さあ続けて振って。』と言う様な、紳士然とした松崎先輩の顔を見ながら、次の『卍党』発生チェックを行った・・・。
松崎先輩の本拠地の近くの、『尾張』、『三河』、『伊勢』で・・・。
ここでも、あたしの『ピンクのさいころ』は、猛威を振るった・・・。
そう・・・『わたしはこれで、このゲームをリタイアしました・・・。』と、松崎先輩に言わしめるほどに・・・。
あたしの『さいころ』は、『尾張』、『伊勢』、『三河』・・・それから『遠江』、『駿河』(松崎先輩の本拠地・・・。)を席巻して、『信濃(南)』、『信濃(北)』、『甲斐』etc・・・あたしの『さいころ』の目のままに、『卍党』は、マップ上を駆け巡った・・・。
あっ・・・杉山・・・ゴメン・・・。
あんたの『甲斐』、『信濃(南)』も、『卍党』一色になっちゃった・・・。
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