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「――誰だ?あの女」
「たけー」
友香は注目の的を浴びる。
どこだ。
どこにあのバカはいる。
ふとカウンターに
ありえない髪色の女が座っているのを発見する。
「おい!」
ガッシリ肩を掴む。
女は振り返る。
――全くの別人が友香をギロリと睨む。どうやらコスプレ用のウィッグを被っているだけだった。
友香は落胆してクラブを隅々まで探す。酔い潰れていたとしたら叩き起こして連れて帰る。
まさかのVIPルームの前に来た。
(まさか、な……。)
扉を覗いてみる。
すると水色の髪再び――
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