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「あーあ、この子相当ラリッてるね。
しばらくは飲ませない方がいいんじゃないの」
「むにゃ……友香ぁ~?」
「おい早く目覚ませバカ!!」
ぺちっ
軽く頬っぺたを叩いてやる。
だがろれつが回らない芽衣は訳が分からず再びカウンターに置いてある酒に手を伸ばす。
「さすが芽衣ちゃん!ささ、飲んでまたオレら楽しませてよ」
"楽しませてよ"
友香は最悪なパターンを想像する。
芽衣に限ってそんな事はないはず。
「――お前ら。コイツに何かしたのか」
友香は口火を切る。予想外の口調に男達は若干怯む。
「なんだあんたヤンキーかよ……怖いねー」
「そんな美人な見た目しちゃってさ、
ギャップありすぎ」
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