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「大体は想像がつくがな」
「一発で当てたらマジでエスパーだろ。」
充の勘の鋭さは女よりも上だと友香は長年の付き合いで承知済みだ。
「……お前の再起はあの子次第だ」
「再起するつもりもないしあたしは無事に卒業できたらそれでいい。あいつは関係ねーよ」
弱音を吐きたくない妙なプライドの高さが邪魔をする。
見透かされたくない。揺れる悪と正義が
ふわふわしている状態だ。
放っておけない状況を一度見てしまえば情は不思議と沸いてくるもんだ。
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