4人が本棚に入れています
本棚に追加
/926ページ
エミリアの現状を理解した充はメモ帳と万年筆を着物の袖から取り出した(充は自宅では常に着物姿)
「どっから出してんだよ」
「すぐにアイデアを出す為だ。作家の常識だぞ?」
聞いた事ない……。メモにエミリアでの出来事を書き出す。さすが作家だけあって字は上手い。
「つまり芽衣ちゃんの住むエミリアにそびえ立つマスカットタワーから人々が感染する電波が流れているのだな?」
「マテリアルタワーだよ充~!」
「初歩的な間違いすんなよっ!」
充は記憶力に乏しい。
最初のコメントを投稿しよう!