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ドンッ!
雑貨類が並ぶ角のコーナーで派手な少女とぶつかる。
「――あ。」
金髪の少女は友香の顔を見るや否や指を差す。
「七瀬や!七瀬友香やないか!え、何あんたこんな所で買い物するタイプちゃうやろ?」
「な……。」
あまりにもグイグイ来る謎の金髪に友香は拒否反応を示す。
「友香~このTシャツなんて書いてあるの~?うみんちゅの宝って何~?」
Tシャツコーナーから戻ってきた芽衣に金髪少女は標準を合わせる。
「山田や!山田芽衣やん!そっか山田芽衣とつるんでたんや、なんやえらい仲良いって有名やねんなあんたら」
巧みに関西弁を扱う少女は山田芽衣を連呼する。友香は同じ学校の奴だとピンときた。
「そやねんな、ウチとあんたらは同じ学校で同じ学年や。聞いた事あらへん?朝日奈真咲。多分隣のクラスやで」![image=509298591.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/509298591.jpg?width=800&format=jpg)
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