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「また締切ギリギリまで佐伯さん困らせて……。土産食え」
充リクエストのポップコーン(塩)を渡して部屋に戻る。
リビングに残された芽衣も部屋へ戻ろうとした瞬間、充は声をかける。
「芽衣ちゃん。」
「はい?」
「楽しかったか?」
芽衣は笑顔で頷く。
「そうか。良かった」
そのまま充はポップコーン片手に書斎へと戻っていく。
「……?」
充の意味深な問いを芽衣は理解していなかった。
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