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「いつからや?
ウチは小学校高学年の時から変人扱いされとったわ。ウチに近付くモンは皆壊れていったし」
「壊れる?」
朝日奈は両手をパンッ、と叩く。
すると鳴海の体は硬直して地面に叩き付けられる!
ドスン!
「ぐっ……!?」
「これがウチの能力や。重力には逆らえへんやろ?
――グラビティや。」
パンッ!
再び両手を鳴らすと鳴海の体は軽くなり、。ゆっくり起き上がる。
「君は何者だ……!?」
「ウチはウチや。1年の朝日奈真咲や。
あんたこそ何の能力者なん?属性を教えてや。ウチは土や」
周りの生徒達は不思議そうに会話に耳を傾ける。
「なんだ?ファンタジー映画の話でもしてんのか?」
「にしてもスゲェ組み合わせだな朝日奈と鳴海って……。」
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