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「つーかリングいつの間に用意したんだよ」
エミリア七不思議のひとつに首を傾げつつ軽くシュートを決める。
しなやかな手先に引き締まった筋肉。
初めて見るその光景に子供達は息を飲む。
「――わぁあ!すごーい入った!!」
「あんなに離れてるのに!」
「あたしもバスケットボールやりたーい!」
リング前に群がる子供達。歓喜の声は止むことはなく友香は懐かしいあの日がフラッシュバックする――
「……この感覚。」
ブランクを感じさせない元バスケプレーヤーは手応えを感じ中学卒業以来のガッツポーズをする。
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