rumble 11 生徒会長の苦悩

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「――七瀬。屋上で話をしよう、もう僕は逃げも隠れもしない」 部室奥のカーテンの向こうから鳴海は現れた。なぜかシャツがはだけているようにも見えるが……。 「鳴海さん!」 「君は少し黙ったらどうだ。」 眼鏡女子は俯いて黙ってしまう。会長の一言で従う宗教的な空間に友香は溜め息が出る。 鳴海と共に屋上へ。既に購買でパンを購入している友香は喉が渇いたのかパックのコーヒー牛乳を開ける。 「鳴海は弁当か。 さぞかし豪華弁当なんだろうな」 「僕は自炊している。親に弁当を作ってもらっていたのは中学までだ」 「そうなんだ~」
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