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「あんま間空くと体鈍るで、一応ウチもビルのバルーン沈められるようになったで。見てみ」
以前鳴海が屋上から見えるビルの風船を浮かせたが今度は朝日奈が挑戦する。
「技名とかあった方がええんやろ？
グラビティでいくで」
ズシッ！
風船はビルの床にめりめりと埋め込まれていく。瞬時に鳴海が元に戻す。
二人の連携技に友香と芽衣は拍手する。
「すごーい！！これで沈めちゃえば立てないね！」
「浮き沈みってこーいう事か……あたしにはできないな」
マジックショウを見ているかのような感覚。技名まで考えて来る朝日奈の本気度に胸を打たれる芽衣。
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