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「……私が能力者ならば、その世界に私は必要か?」
「!」
能力者だと認めた――?長い髪をなびかせ宝生は続けてこう答える。
「鳴海をどうやって口説き落としたか分からないが……
私はずっと奴を疑ってきた」
「!?鳴海を……?じゃああんたも……!」
宝生は学園入学当初から鳴海に能力がある事を見抜いていた。
「私も能力者だからな……恐らく鳴海も私にシンパシーを感じていたのだろう」
「チンパンジー?」
「お笑い怪獣じゃねぇよ」
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