rumble 14 宝生桂

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「……私が能力者ならば、その世界に私は必要か?」 「!」 能力者だと認めた――?長い髪をなびかせ宝生は続けてこう答える。 「鳴海をどうやって口説き落としたか分からないが…… 私はずっと奴を疑ってきた」 「!?鳴海を……?じゃああんたも……!」 宝生は学園入学当初から鳴海に能力がある事を見抜いていた。 「私も能力者だからな……恐らく鳴海も私にシンパシーを感じていたのだろう」 「チンパンジー?」 「お笑い怪獣じゃねぇよ」
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