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「分かったで宝生の居場所が」
「どこに居るの！？はよ教えてな～」
「あんま似てへんでウチのモノマネ……線路沿いの花屋でバイトしてるらしいんねん」
宝生が花屋でバイト――なんとも似つかわない光景を浮かべてしまう。
「スケバンと花か。なんや面白いやっちゃな宝生さん。ほな行くで」
突撃せざるえないが鳴海は先に花屋へ向かうよう伝える。
「なんやねんなアンタどこエスケープしとんねん」
「すぐに行く。すまない」
鳴海は一階へ降りていく。
「早くお花屋さん行こ～！」
(……保健室か？)
友香の予感は的中する。
そう。鳴海の向かった先は――
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