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「――失礼します」
保健室の扉を開ける鳴海。
「――最近遅いね?どうしたの?」
白衣に白シャツ、スリット入りの黒のミニスカート。黒ストッキングに茶色のサンダル。
――黛神楽[まゆずみかぐら]
「――神楽。これから宝生を追う事になった」
「そう。最近スパイみたいなコトしてるんだ、大変だね」
ややご立腹な黛の頭を軽く撫でる鳴海。
「もう、子供扱いしないでって言ってるでしょ?私鳴海くんより年上――」
グイッ
強引に抱き寄せられ――
「……鳴海……く……息できないよ……っ」
「明日から出張だろ?しばらく会えないから」
鳴海は頬を赤く染める黛先生のストッキングを脱がそうとする。
「だめよ鳴海くん……このストッキング高いんだから」
「破かない。脱がすだけだ」
「鳴海くん……早くきて……太い注射を私に……っ!」
「神楽……ッ!」
鳴海晴樹と黛神楽。
誰にも知られてはいけない秘密――
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