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「・・・やっ、た…けま……」
「黙って。」
強引に唇を奪って静香の体温を感じれば引きさがれるわけない。強い抵抗こそされなかったが素直に従ってくれるわけでもなく、今静香は着ていた服を俺に剥ぎ取られて恥ずかしそうにベッドの片隅で縮こまっている。
俺も服を脱ぐためにあげたわずかな隙を狙って部屋から飛び出して誰かに助けを求めればいいもののそれをしない静香に少しだけ安堵する。
下着だけの姿になり静香に手を伸ばしたらビクッと体が震えた。
やばい。その反応は俺を煽るには十分すぎる。
「なぁ、そっぽ向いてないでこっちを見てよ…静香。」
名前を呼んで腕を引く。そうすれば男の力にかなわない女を簡単に組み敷くことができる。
「そんな怯えてないでさ、昔みたいに名前で呼んでよ。なぁ…」
耳朶に唇を寄せて囁くように声をかければビクッと体を揺らすから、感じてくれているのかと嬉しくなる。そのまま輪郭を伝って口、首筋、鎖骨と少しずつ触れるだけのキスを落としていく。
胸元の頂きまであと一歩、と言うところまで来たのに静香は唇を固く結んで声を出してくれない。
「声、聞きたいんだけど?」
わざと不機嫌な声を出して問いかけるけど帰って来たのは返事ではなくゆるゆると横に揺らされた首。
NOって事か…それじゃあ、
遠慮なくぷっくりと主張しているソレを口に含んで舐める。同時に右手を動かしてもう片方の胸の頂を摘んで撫でた。
やっぱりいつかの成人式で見た時より育っている気がする。大きくて柔らかいそれは自分の手にちょうどいいサイズ感で触れていて気持ちがいい。
俺にこんなことされてどんな表情をしているのか知りたくて目線を向けたけれど静香は先ほどと変わらず唇を固く結んだまま声を出してくれない。体は卑しいくらいにビクビクと反応しているのになんとも強情な奴だ。
「ふーん…、俺の頼みごと聞いてくれないなら我慢できないくらいぐちゃぐちゃにしてやるよ。」
その言葉に静香の瞳が開かれて茶色い瞳と目が合う。その瞳は潤んでいて余計に煽られている気分になってくるからタチが悪い。
胸の飾りにチュッと軽くキスを落として閉じられていた足を無理やり開いてソコがよく見えるようにする。真っ白な下着が目に入ってほんのり湿っているクロッチの部分をいやらしく撫でる。
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