続執事と私の秘密な関係

母の日イベント

今日とある場所でイベントを開いた。
私はサークルのイベントが始まる前に急いでお菓子の詰め合わせを買った。そしてイベントでは海里も手伝ってくれた。海里が居る場所には女性客が多く集まった。海里の笑顔効果だろうか。何度もハンドセラピーを受ける人が居た。私は「あ！」と思った。(ハンドクリームを用意したら良かったのかな？)と後悔した。そんな私を見て海里が口パクで
｢大丈夫ですよ。折角のお菓子を配って下さい。代金は立て替えにしましょう。領収書は持っています｣と伝えてきた。私は『分かった。ありがとう』と返事をした。そしてイベントに来たお客様にお菓子を配った。お客様の笑顔が良かった。なんだかんだでイベントは成功した。サークルの人から「如月さんお疲れ様です。今日はありがとう。素敵な彼がいて羨ましいです」と言われた。『お疲れ様です。ありがとうございます』と返事をした。(本当は執事ですなんて言えないよね。
今どき時代錯誤と言われるかもしれないし。
言わないでおこう)実際に海里が居てくれて助かった。帰宅してから海里にお礼を言った。『今日は本当にありがとうございます。助かりました』