フェイク平成史

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平成。 平成の世は、様々な新発見と、テクノロジーの急激な進化の世と言えます。 平成元年8月。 愛媛県の小学5年生が、 「めずらしい生き物観察日記」 という自由研究を発表。 学校へ持っていったところ、それがつがいの『つちのこ』であったことを、 大人の中にはご記憶の方も多いのでは? 今では、普通に動物園にいる『つちのこ』 実は、その昔は伝説の生き物として、懸賞金がかけられていたのです。 初代のつがいの『つちのこ』は発見した小学生が命名しました。 それが、オスの『ぼっちゃん』とメスの『マドンナ』です。 この子はこの自由研究で文部科学大臣賞を受賞。 この小学生こそ、大学在学中に日本人最年少でノーベル生理学・医学賞を 受賞した、幼き日の「土乃屋 初剣」です。 さらに、今では誰でも持っている宇宙船。 宇宙人(昔の呼び名に合わせて表記。現在では出身星を記載することが望ましいとされております)とのコンタクトが通常に行われるようになったのも、 平成の特記すべきことでしょう。
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