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担任「そこでだ、別に学校の大々的な改革を提案しろとは言ってない。
何か、50年後に良き変化が訪れるちょっと変わったタイムカプセルみたいなことをしてみないか?とそういうことだ。わかったか?」
「全然」
タイキ「タイムカプセルねぇ~
ってか樹を植えるとか結構普通のことじゃね?所謂記念樹っていうやつでしょ?別に大層なことじゃないと思うんだけどなぁw
そりゃ50年も経てば立派な木陰になるだろうしw」
「先生、じゃあ・・・
結構大きめの鉄棒作るとかは?」
担任「は?」
「いや、文武両道で思いついたんだけど・・・
懸垂とか最近流行ってるじゃん?で、それができるところがあればな・・とか思ったりして…」
担任「うん、ちょっと何言ってるかわからない…」
「おいてめぇ、何言ってw」
担任「先生に向かっててめぇはよくないんじゃないか?」
「・・・」
担任「・・・懸垂ね…」
「文句つけたくせに真剣に悩んでんじゃねぇかww」
担任「いや、他に思い付かないだろうし、これで良いかな?って思って…」
「相変わらず適当だなw」
担任「んじゃ、是で提出するか…
えっと材料はと・・・」
「工事費用を出すのか?」
担任「流石にお金は受け取れないよ…
ただ、そうだな‥‥
卒業後の同窓会の会費の一部をそれに充てるくらいなら…」
「急に現実味出たなw」
担任「そりゃな」
タイキ「いいのか?これで!?」
担任「・・・よしと・・・
えっと他には…特にないな…」
えぇ、先生はなんか紙に色々書いていますw
提案書みたいなやつだろうよw
提案する内容とその準備等々を書く必要があるんだって…
「もう帰って良い?」
担任「え?あぁ・・・そうだな…
あ、今日春休み期間中で出てきたということもあって、新学年スタートは4月の第2週月曜日に急遽変更になった。
登校時間はいつも通りで、集合は体育館。式内でクラス発表があるのでそのつもりで…
じゃ、解散!!」
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