出会い

13/14
前へ
/103ページ
次へ
ちょっとイライラしてた。綾さんは、イライラしながらも一接客をつづけて、幾日もそんな日が続くが、お客様は関係ない。するべきことをやるだけだ。 そんな中、風がふいた。 新しいマネージャーがやってきた。嵐のようなそれでいて豪快な姉御キャラのマネージャーだ。 何故か気にしてくれて、下僕のように働いた。 あれ?こっちのほうがきついのでは?とおもったほどだ。 料理は、リフトで送られてくる。内線ごしに大きい声が鳴り響いた。 「何やってんの!はやくしなさーい。」体はビクッと反応した。 お客様が、クスッと笑い「呼ばれてるよーいっといで。」 あれ?なんでこうなった?自問自答しながら顔を赤くしつつマネージャーのもとへ向かう。 それでもマネージャーの仕事ぶりは、評判で気配りも出来ている。 この人についていくしかない。 雪崩のように、時には騙された気持ちが溢れるが必死にやるしかない。 他の店舗にもヘルプに行きなさいと言われた。新宿、赤坂、永福寺、目白、池袋色んな所に店舗がある。 新しいマネージャーに、綾さん達は抗議した。 やり方が、あまりにも違うからだ。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加