置いたら返事が返ってきた話

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置いたら返事が返ってきた話

459 :人目のひざ掛け→ブランケットさん 話の途中でごめん。 あの、返事が返ってきたんだけど、 これどうすればいいかな。 【http://……………….jpg】 460 :人目の名無しさん おっと数時間足らずで結果が出たぞ 461 :人目の名無しさん 画像見ましたけど( ; ; ) なんで全部逆さなんですか( ; ; ) 462 :人目の名無しさん 一応隔離サーバーにアップロードしてくれたのね。 でもワンクッションある分警戒して見れない人がいるだろうから、重要そうな部分書き起こすね。全部読む人はURL踏んで。 原文と正常に戻した文、二つ書くから二回に分けるね。 【以下、原文】 。すでんいならかわかのなんなが棚のこも僕 。てっ思とうろやて見を間瞬のそ、らかたてい聞てっるなく失が物たい置に間たし離を目もで 。いなれしもかのたしりたっかかり寄に方の棚らたしかしも。すまい思とだんたっゃちしとうとうかに間のつい、分多、どけすでんたてっ粘か間時何で前の棚 。たいに屋部い暗るい今、らため覚が目てく寒肌、でれそ 。でんな。にのなグンリーロフは屋部の僕。すでんな屋部の畳、の風和 。すでんるてち落もンペたい置が僕。かすでんな物たれさ消に棚部全、れこ。るあんさくたが物はに中の屋部 【正常に直した文】 僕もこの棚がなんなのかわからないんです。 でも目を離した間に置いた物が失くなるって聞いてたから、その瞬間を見てやろうと思って。 棚の前で何時間か粘ってたんですけど、多分、いつの間にかうとうとしちゃったんだと思います。もしかしたら棚の方に寄りかかったりしたのかもしれない。 それで、肌寒くて目が覚めたら、今いる暗い部屋にいた。 和風の、畳の部屋なんです。僕の部屋はフローリングなのに。なんで。 部屋の中には物がたくさんある。これ、全部棚に消された物なんですか。僕が置いたペンも落ちてるんです。 463 :人目の名無しさん 【以下、原文】 。すでんい暗。いらく、い暗 。てく暗にいたみ中夜、は、側らちこ 。いなかつらす傷、もてけつぶを物。いなか動もてしを何は子障、どけすでんたしとうよ出に外。ててっ光りやんぼ、はうこ向の子障 。いた出に外… 。すまれ現が物、々時はに側らちこ 。すまい思とだんな物じ同と物たっあにうこ向。すでんるあが棚はに屋部 。うょしでのたい置を物に棚がか誰とっき 。いた出、に外。いた出に外 。たしまい思とかいなれ送を物にうこ向らか側らちこ、時るあ。すまいに屋部のことこい長は僕 。たしまきづ気にちうるすとうそ返り送を物も度何、とるきでがとこす返り送か故何、は物い近と物たきてれら送、るあらか元もで。んせまきではとこす返り送ままのそを物たきに側らちこ 。てけすた、てし出。てし出らかここを僕。すでい願お、いた出、いた出。すでいた出に外。すでいたり帰 【正常に直した文】 暗い、くらい。暗いんです。 こちら側、は、夜中みたいに暗くて。 障子の向こうは、ぼんやり光ってて。外に出ようとしたんですけど、障子は何をしても動かない。物をぶつけても、傷すらつかない。 …外に出たい。 こちら側には時々、物が現れます。 部屋には棚があるんです。向こうにあった物と同じ物なんだと思います。 きっと誰かが棚に物を置いたのでしょう。 外に出たい。外に、出たい。 僕は長いことこの部屋にいます。ある時、こちら側から向こうに物を送れないかと思いました。 こちら側にきた物をそのまま送り返すことはできません。でも元からある、送られてきた物と近い物は、何故か送り返すことができると、何度も物を送り返そうとするうちに気づきました。 帰りたいです。外に出たいです。出たい、出たい、 お願いです。僕をここから出して。出して、たすけて。 ……直すのに時間かかってごめん。でも急いだから、少し違うとこあるかも。 それは原文画像見て補って。…なかなかしんどい。 464 :人目の名無しさん >>463、乙。 465 :人目の名無しさん ありがと、だいぶ読みやすくなった 466 :人目の名無しさん 手紙の通りなら、棚にもたれて眠るだけでもアウトなの? つまり「棚に触れている」のと「対象が現実に存在しているのを誰も認識していない」、同時に起きることで「物が消える」? 467 :人目のひざ掛け→ブランケットさん ……うち、こういうこと詳しくないからわかんない。 でも、助けなきゃって思う。どうしたらいい? 468 :人目の名無しさん やめとけ、手紙のことはもう忘れろ 469 :人目のひざ掛け→ブランケットさん ……なんで?なんでそんなこと言うの? 470 :人目の名無しさん 468の言う通り、459は全部忘れてもうこの棚に関わるな あのな、手紙に書いてあんだろ。 送られてきた物に似た物は送り返せる。でもそれは元々ある物だけって。 恐らく、送り返せるタイムリミットは次にあちら側に物が現れるまで。 手紙を送り返してきた相手を助けるには、相手と似た物、つまり人を向こうに行かせる必要がある。 誰かが向こう側へ行けば相手は出られるが、その誰かは、次に人が来るまで外に出られない。 仮に459が決死の覚悟で行ったとしても、459が向こう側に行った直後に別の物が送られれば、共倒れなんだよ。この考えは「棚」が複数ある場合ってことだけど。 それに現状、「棚」については曖昧なところが多い。 詳しい制約がわからない以上、助ける手立てはない。 471 :人目の名無しさん 黙ってようと思ったんだけど言わせて。 みんなその手紙が本当のことを言ってるなら、って体で話をしてるけど、手紙が本当のことを言ってるとは限らないんだよ。 もし棚が意思を持って物を消しているなら。その対象が人も含んでるなら、自ら懐に飛び込んでくるように誘導してるってことになる。 あとね、手紙の彼は、ある程度ルールを掴んでるのよね。 でも全部をあなたに教えないのに助けを呼んでいる以上、あなたと入れ替わりで、こちらに出てくるつもりな可能性が高いわ。 472 :人目の名無しさん この文面を鏡文字にカウントするなら、相手はきっともう生きてないね ……長い時間をその部屋の中だけで過ごしたのなら、…残念だけど 473 :人目のひざ掛け→ブランケットさん ……そんな。 そんなのってないよ。 だって、こんな、助けを求めてるのに。 字もこんなに震えて、泣いたみたいな、跡だって、のこってるのに。 474 :人目の名無しさん 空間が、時間が捻れているのだとしても。 ただの人間が、そんな場所で生きてられるわけがねぇからな。 取り込まれた以上、諦めるしかないこともある。 相手は人智の及ばない存在。俺たちは、ただの人間だからな。
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