聞いてないよ?

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 今回の宝玉を守護しているのは足長蜂だった。  俺は直接触れるのに躊躇して、そこに石を投げた。  蜂は抵抗するでもなく、すぐにその場から飛んで逃げていった。  難なく七個目を袋に入れる。これであの自称神様の姿を拝めるのか?それともそれはイオザド出現の時なのか?  ドキドキしながら天を仰いでいると、機械の方から声が聞こえてきた。 『前回までのあらすじ‥‥‥』  俺は思わずその機械に向かって大声で叫んだ。 「おい!七個集めたぞ。姿は見せてくれないのか」 『それは、質問と取っていいのかな』 「いや、そうじゃなくって」 『分かった。答えてやろう。その前に、お前はアホか?』  は?この期に及んで何を言い出すんだ? 『まだたった七個しか集めてないではないか』  え?
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