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「大丈夫か!?」
「怪我は、無いか!?」
と、めちゃくちゃ聞かれてる現状…
え?何があったかと言うと…
虎を倒してくれた後に…もうじき暗くなるからって事で家に泊めてもらえることになった…けど、俺らが子供にみえるみたいですんげぇ心配されてんのが現状w
しかも、がたいのいい男二人にw
なんか、聞いた話だとここには、様々な種類の獣人が居るらしい…けどメスとか女って概念がなく、オスとオスで結婚&妊娠が主流らしい…が、俺達二人とも気に入られたみたいで…え?それだけならいいさ!
けど…
「名前は?何歳?番は?」
俺は、この人に…
「何て呼んだらいいかな…あ、番って居たりする?」
宏太は、この人に…
そう、お互いが別の人のお気に入りになったのだ…。
「えと、まず、こっちが聞いても…?」
とりあえず下手に出る。
「あ、俺は、レインス・ハースだ!23歳で、番は、いない種族は、人間だ!」
「レインスさんですね!」
「できれば、下の名前で読んでほしい…あと、敬語とかも…その…できれば…」
え、可愛いけどさ…貴方23だよね!?イケメンだけども!
「あ、僕は、シイク・マイン!25!番なし!種族は、兎!」
「マインさんですか」
宏太も若干困りぎみに言う。
「「で、二人の名前は!」」
主にマインさんが聞きたいのは、宏太だろw
(宏太の心)
チッレインスだかレースだか知らないけど…俺の燈史気に入ってんじゃねぇよ…そりゃかわいいからしょうがねぇけど…あームカつく!
俺だけのなのに…
「えっと、俺は…」
こっちに合わせる…べきだよな?
「ヒフミ・アレンって言います!」
アレンは、即興…
なんせ本名なんかバレた時が一番困る!
「俺は、コウタ・リオンです。」
適当に挨拶を終えて雑談をしていたのに…なんか話の内容が…
「アレンは、その…処女なの?」
ファ!?って感じだよねw
「まぁ、ですねw」
宏太…殺気こえぇよ…
「あ、!リオンは?」
「俺もっすよ」
接し方冷たいなw
「ねね、リオンくん!よかったら今日…僕の家来ない?こんなみすぼらしいとこより絶対いいよ!」
え、それは、困るんだけど…
「それがいい、じゃあアレンは、俺が預かるから、またな!」
は、ぇ…はぁ?
「ち、ちょっと待ってください!あの、やっぱり…知らないとこで不安なので…リオンと、一緒に居させてくれませんかね…?」
そう言うと…辺りの温度が一気に下がる…
「そんなに俺と居るのは、嫌かな?」
「ずっと一緒に居るよりもちょっと離れてみた方が…僕は、いいと思うなぁ…」
俺達を一緒に居させる気が無いみたいだ…
くそ…
チョンチョン…
ん?
宏太が…ポケットになんか入れてきた…なんだ?
『後で会おう…長くなりそうだけど…俺達じゃ勝ち目がない…今は、諦めよう。王都が何処かに絶対あるはず…そこで落ち合おう…無事を祈る…。絶対無事で会お…』
さっきの一瞬で書いてたのか、?
俺は、宏太の目を見てコクッと頷く
「じゃあ、今日は、お言葉に甘えようかな…wまたな!リオン!」
静かに手を振る
「うん、またね!アレン!また明日!」
明日会える保証は、無い…今は、大人しくしていることしか…出来ないから。
はぁ、童貞卒業の前に処女喪失の危機かよ…
嫌だ…
「じゃあ、部屋…1つしか無いから一緒に寝てくれるかな?wごめんね?普段客人なんか来なくてさw」
嘘だ、さっき入る時二階にも部屋があった…
最悪だ…
「じゃあ、俺床で寝ますね!」
そう言うと、腕を力強く捕まれた…
「いっ…」
「ダメだよ?風邪引いたらどうするの?」
目に光が灯ってない…
「一緒に寝るの、そんなに嫌?」
ギリッ
「っ!いや、じゃないです…」
魔法全般使えても使い方知らなかったら意味ねぇ!
「そっか!よかった!じゃあ、お風呂入っておいで」
やっと手を離してもらえた…跡ができた…
はぁ、いやだなぁ
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