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そう、俺の部屋は、大好きなアニメのグッズやポスター等で溢れかえっているからだ。
「す、すごいね!これって、全部燈史の?」
「おうよ!この為に俺は、バイトも始めてたんだぜ✨」
ドヤァ、と語る俺と裏腹に瞳から一気に光が消え…。
「ねぇ、俺そんなの聞いてないよ?なんで言ってくれなかったの?幼馴染みだよね?言ってくれてもいいじゃん、なんで?アニメとか好きになったのなら、まだ我慢できたけど…なんでバイトの事黙ってたの?俺と燈史は、幼馴染みなのになんで?」
おいおい、幼馴染みだからってなんでもかんでも話す訳じゃねぇ…そうだろ?
「いつか話そうとは、してたぜ?けど、引きこもってるし会わないんだし、言えるわけねーだろ?」
かんぺ…
「何のためのLIME?」
ハハハ…
積んだ…
「いや、言わなかった訳じゃない…けど、バイトの事なんかどうでもいーだろ?別にどーこーなる訳じゃねぇし」
(゜ロ゜)ハッ
と、何か思い付いたみたいでまた嬉しそうにする。
変な奴…
「ねぇねぇ、どこで働いてるの?」
どこ?んーまぁ、そこくらいならいっか
「近くのミクドだけど?」
へぇー!あそこかぁ!っていいながらなんか、考えてるみたいだったので、俺は、邪魔をしないようにさっき買った本を読む…
それがえらい面白くて!
今世の中だ想像されてる魔法とか薬草とかの説明とか…あと、呪文とか書いてあった!
例えば…これ!死者蘇生!
本人が決めたターゲットを広範囲に生き返らせることが出きる 欠点:死者を蘇らせる…と、言うことは、本来禁呪とされているため私生活で使っては、いけない…。死後半日までなら生き返らせることが可能。
…な!?こってるだろ!
あと、異世界転移!!面白そうだろ!
こいつは…
「ねぇ、まだ読んでるの?」
いいとこだったのに…
「いや、まじでおもしれぇから!俺やってみよっかなぁ…」
「やる時は、絶対呼んでね」
「へーへー安心しろ一人でやろうとか、思えねぇからw」
そっか…よかったぁ…と安心してるみたいだ…。
まぁ、失敗した時が怖いしな。
「で、どれやろうと思ってるの?」
って聞いてくるから…当然…
「異世界転移!複数の魔法は、所持した状態で転移出来るらしい!どんなチート能力でも!んーと、最大五個も!」
って俺がガキみたいにはしゃいでるのを愛しそうに見つめてきていたなんて、俺は、知らないからな。
「じゃあ持ってくの決めようよ、後、GPSもお互い持っていよ?迷子になったとき安心だしね!」
ってニコニコしながら言ってきたもんだから楽しくて楽しくて…その日は、泊まる事になったw
「すげぇ懐かしいよな…」
「んね、昔は、よく泊まってたのにねw」
とか、昔ばなしに花を咲かせていたら…
いつのまにやら寝てしまった…
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