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現場検証
救急隊員の懸命な救命処置が施され夏美は危篤状態のまま救急病院へ搬送するために救急隊員は美結に夏美の家族に状況を伝えるように言う。
「この娘の友達だね、家族に状況を連絡して説明出来るかい?」
泣き崩れている美結に尋ねる。
美結は頷いた。
そこに警察がやっと到着して交通整理を始めた。
救急隊員は警察官に状況を説明してから美結には救急車に同乗して病院に行くように話す。
美結は頷き救急車に乗る。
サイレンを鳴らし救急病院へ向かい走り出す。
美結は夏美の家に電話をしたが誰も出なかった。
両親はすでに仕事に出たのかと思った。夏美の両親のスマホは解らないので連絡出来ない・・・苛立たしさと歯がゆさに夏美の容態が心配で気が気でなかった。どうしよう・・・
学校の担任に連絡する気も思い付かなかった。
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