雷鳴
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どれくらいキスを繰り返していたんだろう。 時に優しく、時に激しく。 それは俺ら2人にとっては無くてはならない儀式のようなものだった。 そっと唇を離すと
美羽
(
みわ
)
は優しく俺にこう言った。 「
佑
(
たすく
)
は何も言わなくていいよ。大丈夫、分かってるから」 雨はまだ激しく降っていた。 だけど、俺の心の中では微かに雨が止む音がした。 今まで複雑に絡み合っていた糸が、ようやく解けこころの中の雨は静かに止んだ。
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