第19話敵の襲撃

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ブラック・パンサー本部地 ここに戻ってきた 最高司令官様が私を探していたらしく本部地の最上階に目指す。…まさかばれたとか…いや、だとしたら ここに来る前に手を打つはず… 最上階にエレベーターで到着。 広い広間に天井から月が見える。…最上階にいる。最高司令官であり、女王乗ってような振る舞いをしている…本名はアルリア・ノーム 彼女の魔法は精神系統闇魔法 洗脳 ブラックアイ 黒の瞳 相手の頭に声をかけ、洗脳させる。 かけられたものは逃げることもできない。 彼女は、自分で手は下さず 支配下に置いている部下に下させる。 恐ろしい女。 大きな扉の前でノックをし、 「水無凛香です。最高司令官様…失礼いたします。」 〈どうぞ。〉と声が聞こえ、中に入る コッコッ…大きなイスに座り、優雅に脚を組むプラチナブロンドの女性がいた。フェリカお嬢の双子の妹 「あら、私の可愛いガーディアン、来てくれたのね」 楽しそうに目を細め、はしゃぐ 「重要な話…とは?」 「それね…貴方のブラックパンサーの騎士としてのランク昇任が決まったの。」 「私が…?なぜ?」 ブラックパンサーに所属している間はこちらの任務を達成すればするほど 騎士としてのランクが上がる。一番したから 下級騎士。中級騎士。上級騎士その上が女王に仕え守る騎士。黒薔薇騎士。私は上級騎士として上がっている。黒薔薇騎士となればこの建物を歩くこともでき、姉さんを助け出せる。 「貴方の任務効率、実行力が最近、いい結果を出してると他の幹部から話が出てね。正式に黒薔薇騎士として、迎えるわ。」 「ありがとうございます。」と頭を下げる。これで…姉さんを助けられる!椿さんも… コッコッ…とヒールを鳴らしながら近づいてくる。 「まずは、邪魔な記憶を消してからね。国家捜査官のワンちゃん。」 「!?…えっ」と顔をあげる。 ばれていた…!目をそらそうとするが。頬に手を伸ばし、目を合わさせる。「!」 「私の楽園を探ろうとしていたことは始めから知っていたわ。ずっと未成年なのに捜査官として、仲間を裏切ってまで演じてきて…辛かったわね。」 「…ぐ…」 「抵抗しないで、私を見なさい。凛香」 「ぅ…ぁ!!」 女王の目を…見てしまった…一つ一つの言葉が頭に響き、今までの記憶が消えていく。記憶が女王の手で丸く結晶となる。「また、増えた。クスクス」 ドサッと倒れる 「っ…」
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