第21話黒薔薇騎士

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魔装警察に敵の女の襲撃状況の話を俺が説明していて2時間後に帰された。辺りは夕日が沈みそうなほど眩しい 「晴斗先輩、大丈夫ですか?」 俺がさっき倒れかかったのを見て、心配している。今にも泣きそうな表情をしている。 安心させるように頭をポンと叩く。 「ああ。大丈夫だよ。春樹は?」 「うっ…ん…私…」 目を覚ましたようだ「よかった!春樹先輩、大丈夫ですか?」 駆け寄り起こすのを手伝う 「ありがとうございます。雷夏さん。」 「大丈夫か?」 「はい。大丈夫です。それより…先ほど現れた黒の騎士は…いったい?」 「いつ見たんだ?」 「意識を失う前に、見ました。はっきりとは見えませんでしたけど」  プルル。表示を見ると 木葉だ。「悪い。電話だ。」 ピッと出る 〈晴斗!さっき、学校から魔装の解除が許可されたって連絡来たんだけど!? 何があったの?〉 「こないだ、黒羽とレオンを襲ったscarletdragonの女が 俺と雷夏を襲ってきた。」 〈!けがは?〉 「平気だ。そっちの準備は?」 〈準備オーケーだよ!〉 「わかった。すぐに戻る切るよ」 ピッ「黒羽。春樹、向こうの準備オーケーだってよ。」その意味がわからずきょとんと首を傾げる雷夏。そこへ 「あ、ちょうどいいところに車がきた」 荻橋さんが運転する車に乗り、屋敷へと走らせる。話は黒の騎士の話になる。 「さっきの騎士…素顔が見えないな。あの髪色…どこかで見覚えが」 「私たちからは見えなかったです。」  「そうか。あの女があの騎士に言っていた名は「黒薔薇騎士」と呼ばれていた」 「く、黒薔薇騎士だって!?」 黒羽が その名で驚いてる。「黒羽。どうした?」 「その黒薔薇騎士って言うのは…」 説明をしょうとしていたその時… キキィー!急ブレーキがかかった 「荻橋さん!どうしました!?」 「め、目の前に人が…倒れてて…」 「俺、見てきます」 「私もついてきます。」 降りて、ライトの光を頼りに行くと女が倒れていた。白色の騎士の格好をしている。短めの三つ編みをしている 「!君、大丈夫?!」首の脈を触ると トクンッ…トクンッと動いている。息も微かではある。「意識を失ってるようだ。春樹、場所を開けておいてくれ。」 「わかりました。」 お姫様だっこをして運ぶ。 左鎖骨に黒豹の紋章が見えた 「この女性…まさか。」 どうして敵がここに?
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