第20話 信じるもの

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第20話 信じるもの

黒羽が退院して、全員の体調が万全になり 残り、任務期間まで1週間。朝食をするのに春樹とホテルの食堂に降りる。 黒羽。レオン。豹牙。木葉が座って朝食をするところだった。「おはよう。」 「おはよう!晴斗~春樹~」 「おはようございます木葉。」 朝食をとりに向かう。今朝の朝食はご飯にワカメと豆腐の味噌汁。卵焼きに筑前煮の和食をおぼんにとり、木葉達の席につく 「あれ?凛香は?」 「昨日…向こうの女王って人に呼ばれたから出てくるって出ていったよ。」と木葉が教えてくれた 昨日から3日帰ってきてない 何かあったのか?「お嬢様なら…昨日に急にしばらく向こうのやることが立て込んでて帰れない。 それと…ごめんってメールが来た。」 「「え!?」」 春樹以外は。驚く。「一人減ったってことは…補充しないとあと、1週間…人数。足りなくない?」 と聞く、木葉 「大丈夫じゃないか?魔装警察も警戒をしてる 敵も警察の目を掻い潜っては無理だろう。」 プルル「ん?」 学園からだ「もしもし、火ノ森晴斗です。」 〈晴斗か?月凪だ。今、全員いるか!?〉 慌てた口調で問いかけてくる担任 「いますが…水無が昨夜、出掛けてから戻ってません。しばらくは帰れないと黒羽が水無からのメールを受け取ってます」 〈水無が…遅かったか。スピーカー音にして、音量をあげてくれ〉 「遅かった…とは?」 〈聞いてほしい。 晴斗達がそっちで任務中に学園に一時戻ってきた水無が…何者かに連れ去られた。連れていかれそうになった生徒を守ろうと、身代わりに…3日前にな〉「それって黒羽が入院してるとき…」  「「ええ!?」」 「お嬢様が!?」 「ま、マジか!」 「魔装警察は、動いてるのですか?」 〈動いててくれたんだけど…逃げられたらしい。行方を追っている。水無が抜けた今、補充の生徒を今日の夕方までにそっちに送る。〉 「補充ですか?」 〈そうだ。 学園長とフェリカ生徒会長から補充を頼まれた。こっちから一人選んで送る。〉 「「わかりました」」 ピッ。「…と、言うことだ…」 「凛香の安否を…信じるしかないね」 
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