海ちんとお母さんとクッキー

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「うさちゃん~どうしたの?」 人の気も知らない海ちんは、わたしの顔をまじまじ見つめて聞いてくる。 「なんでもないよ……」 わたしは、なんでもないよと答えたけれど、少しショックで内心落ち込んだ。 お母さんのクッキーを喜ぶ友達と喜ばない娘なんだろね? 生まれてくる家を間違えたのかな。
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