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海ちんにこの話をすると、
『いいじゃないの、可愛いしその子』なんて言って、うさぎさんのペンケースを指差して、笑っていたな。
海ちんは、今思うと、あの頃からお母さんよりの女の子だったんだなと思えてきた。
だって、わたしの期待していた反応とは全然違うのだから。
わたしは、てっきり、『なにそれ~、うさぎさんのペンケースなんてプレゼントして、うさちゃんのお母さんってば変なの』とでも言ってくれるのかと思っていたのだから。
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