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廻るたび微かなこの予感に
繋ぎ止められている心の影
無垢なふりをした言葉は鎖
日々を繰り返すそれが痛み
大きく重ねた声は罪の前奏
追従しただけの自我の滅び
甘く切ない愛を喉元に埋め
夜の孕む熱で全てを忘れて
募るほど静かなその記憶に
照らし出されていく心の影
純粋なふりをした想いは鎖
未来を投げ出すそれが痛み
今はまだ涙の溢れるままに
星なき空を仰ぎ見るように
光放ついつかを探している
暗闇に浸された眼を開いて
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