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泡沫のユメまで連れていく
てのひらの中の小さな声を
ひとひらの言葉が舞い降りて
静けさの真ん中で震えている
その詩はもうどこにも響かない
その歌はもうだれにも届かない
忘れられた花のようにきっと
捨てられた心のようにずっと
あなたの目に触れることもなく
輝く場所を待ち望むこともない
私が私らしくいられるのならば
いつだって幸せはあふれてくる
今も昔も変わらないその想いを
何よりも大切にできたならいい
言葉を詩をこの想いを紡ぐ理由を
いつまでも失わずにいられたらいい
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