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「気分はどうですか?」
マアヤはそう言いながら、胸元にトウゴの頭をもたれ掛けさせて湯飲みを口元へと近づける。
マアヤの標準よりも大きいの胸の柔さが、怪我をして弱っているとはいえトウゴの雄の部分を刺激してしまい顔を赤くして目を伏せる。
「…気分は、悪くはない。」
この言い回しはあながち間違ってはいないが、マアヤは安堵した表情でトウゴの顔を覗き込む。
「それならば一安心ですわ。」
トウゴはマアヤのなすがままに湯飲みから水を口に含んだ。
実に3日ぶりの水分は胃の腑に染み渡る。
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