車離れが目立つご時世に、車のお話！

英国紳士の御用達

　カラーリングは、ボディ全般からブレーキキャリパーといった少々コアなパーツを含む外装は勿論、内装も、シート、ステッチ、パネル、カーペット、シートベルトといった細部に至るまで全てオーダー塗装。昨今の弩級スーパーカーがやるようなことを平然とスマートに慎ましく提供しています。
　一台の製造に掛ける作業時間は通常のライン生産の日本車と比べておよそ十倍なこともあって、年産は僅か７５００台（これでもかなり頑張っておられる数字ではないかと存じます）。
　安価なグレードはラインアップせず、過去に生産したアストンマーティンシリーズをレストアする事業も展開することで、残存率９０％を誇り、少数精鋭故の希少性という価値観を揺るぎないものにしています。